2018年の電機・精密セクターは総じて堅調に推移、SMBC日興証券(花田浩菜)

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2018年1月24日 12時32分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

1/24付の「DailyOutlook」では、2018年の電機・精密セクターについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『電機・精密セクターの需要拡大は、スマホなど単一製品ではなく、「IoT(なんでもインターネット接続)」や「AI(人工知能)」拡大の動きが牽引役とみられるる。自動運転など自動車電装化や普通のスピーカーの執事ロボット化など、多数の既存製品に、IoTは「つなぐ」機能を、AIは「賢くなる」機能を付与する。IoT利用によるデータ急増が、データセンターなどクラウドインフラ増強を加速させている』と伝えています。

一方で、増勢が鈍化する製品には注意を払いたい、として『データ記憶素子の3DNANDフラッシュメモリーは、一定率の価格低下が通常ながら、予想外の需要増で需給が逼迫、逆に価格上昇を引き起こすに至った。需要増は継続しているが、大型設備投資継続と歩留り向上により、ここに来て需給は緩和、価格下落局面に戻ったと予想されている。3DNANDの好調さは、株式市場において関連銘柄に対する「期待感」を拡大させたが、期待感は一旦縮む可能性がある』と分析しています。

さらに、『電機・精密セクターにおける主要企業の業績は、19/3期についても総じて堅調な動きが見込まれている。短期的な株価調整懸念を踏まえて、当面は東エレクなど半導体設備投資関連を除く銘柄に注目したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『電機・精密セクター・主要6社の業績・株価』を紹介しています。具体的には日立<6501>やソニー<6758>、TDK<6762>など全6銘柄が挙げられていますので、詳しくは1/24付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《DM》

提供:フィスコ

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