<話題の焦点>=「立会外分売」、東証1部への変更準備で注目

特集
2018年1月25日 12時10分

株式市場で「立会外分売」が注目を集めている。立会外分売とは、時間外取引で大株主などの大型の売り注文を、投資家に対して分売する方法。投資家数の拡大や流動性の向上が目的とされており、投資家にとっては立会外分売ではディスカウント価格で株式を購入できるなどのメリットがある。

株式売り出しに比べ、小規模の株式売却の場合、売却までの時間も短いなど利便性も高く、活用する企業は少なくない。とりわけ、ここ市場の関心を集めているのは、立会外分売の発表時に、東証マザーズやジャスダック上場企業が、東証1部や2部を含む本則市場への市場変更を目指していることを表明するケースが増えているためだ。

例えば、ハブ<3030>は昨年10月に東証2部から東証1部への市場変更を目指し立会外分売を実施。12月には1部指定を果たし、その間、株価は急伸した。また、直近では同じく東証マザーズ上場の串カツ田中<3547>やビーロット<3452>なども東証1部への市場変更を目指し立会外分売を発表している。

同様に東証1部あるいは2部を含む本則市場への変更を目指し立会外分売を実施した企業には、ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>、バリューゴルフ<3931>、ネットマーケティング<6175>、田辺工業<1828>、日本和装ホールディングス<2499>などがある。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年01月25日 12時55分

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