話題株ピックアップ【夕刊】(3):日野自、Tホライゾン、Sワイヤー
■クオール <3034> 2,343円 +178 円 (+8.2%) 本日終値
クオール <3034> が1月31日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比51.5%増の71.9億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の26円→28円(前期は24円)に増額修正した。
■ソフバンテク <4726> 2,279円 +172 円 (+8.2%) 本日終値
ソフトバンク・テクノロジー <4726> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比11.6%増の11.4億円に伸びたが、通期計画の25億円に対する進捗率は45.8%にとどまり、5年平均の51.2%も下回った。
■日野自動車 <7205> 1,559円 +116 円 (+8.0%) 本日終値
日野自動車<7205>が急伸し新高値。1月31日に18年3月期の連結営業利益を従来予想の750億円から780億円(前期比10%増)に増額修正した。海外でのトラック販売などが好調。市場には今期の同利益は800億円前後へと再増額修正を見込む見方も出ている。
■ココカラファイン <3098> 7,030円 +510 円 (+7.8%) 本日終値
ココカラファイン <3098> が1月31日大引け後(15:05)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.6%増の120億円に伸び、通期計画の138億円に対する進捗率は87.6%に達し、5年平均の72.5%も上回った。
■キッツ <6498> 1,011円 +72 円 (+7.7%) 本日終値
キッツ <6498> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.3%増の69.7億円に伸びたが、通期計画の97億円に対する進捗率は71.9%となり、5年平均の73.0%とほぼ同水準だった。
■牧野フライス製作所 <6135> 1,316円 +89 円 (+7.3%) 本日終値
牧野フライス製作所 <6135> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の87.2億円に急拡大し、通期計画の130億円に対する進捗率は5年平均の48.3%を上回る67.1%に達した。
■PALTAC <8283> 5,150円 +325 円 (+6.7%) 本日終値
PALTAC <8283> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比16.8%増の206億円に伸び、通期計画の240億円に対する進捗率は86.0%に達し、5年平均の78.1%も上回った。
■アイスタディ <2345> 2,000円 +400 円 (+25.0%) ストップ高 本日終値
1月31日、アイスタディ <2345> [東証2]が決算を発表。18年12月期の経常利益(非連結)が前期比3.9倍の1億5000万円に急拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。法人向け動画配信サービス「Qumu」の受注増加や学習管理システムの大型案件獲得に加え、研修サービス事業の好調継続も寄与し、39.5%の大幅増収を見込む。業績拡大に伴い、今期の年間配当は前期比2円増の7円に増配する方針としたことも支援材料となった。
■IGポート <3791> 2,855円 +500 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値
IGポート<3791>がストップ高カイ気配。1月31日の取引終了後、グループ会社のプロダクション・アイジーおよびウィットスタジオが、米国の大手動画配信サービス「Netflix」を運営するネットフリックス社(カリフォルニア州)の日本法人と、アニメ作品における包括的業務提携契約を締結したと発表しており、今後の事業展開への期待から買いが入っている。今回の提携により、アイジーおよびウィットはそれぞれがアニメーション作品をネットフリックスと共同で制作し、Netflix上で全世界190カ国に配信を行う予定という。なお、制作される作品の詳細は追って決定されるとしている。
■Tホライゾン <6629> 889円 +150 円 (+20.3%) ストップ高 本日終値
テクノホライゾン・ホールディングス <6629> [JQ]がストップ高。1月31日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→11億円に57.1%上方修正し、増益率が88.2%増→3.0倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。旺盛な工場省力化ニーズを背景に、利益率の高いFA関連機器の販売が伸び、採算が想定より上向くことが寄与。円安による為替差益の発生も利益を押し上げる。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の2円→4円(前期は2円)に増額修正したことも支援材料となった。前日終値ベースの予想PERが24.9倍→12.4倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ソーシャルワイヤー <3929> 1,735円 +300 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値
1月31日、ソーシャルワイヤー <3929> [東証M]が決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比95.8%増の2億8000万円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力のニュースワイヤー事業でプレスリリース配信代行サービスの配信数が大きく増加したうえ、新聞や雑誌から必要な記事を選別・取得するクリッピングサービスの案件数も伸びたことが寄与。通期計画の3億4000万円に対する進捗率は82.4%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
●ストップ高銘柄
ゼネラル・オイスター <3224> 1,566円 +300 円 (+23.7%) ストップ高 本日終値
平和紙業 <9929> 858円 +150 円 (+21.2%) ストップ高 本日終値
など、13銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース