本日注目すべき【好決算】銘柄 (1日大引け後 発表分)

注目
2018年2月2日 7時00分

1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

日ダイナミク <4783> [JQ]  ★4-12月期(3Q累計)経常が3.5倍増益で着地

◆18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の6.5億円に急拡大して着地。自治体向け駐輪場運営システムの大型案件獲得や駐輪場利用料収入の増加で、パーキングシステム事業の収益が拡大したことが寄与。プロジェクト管理や品質管理の強化が奏功し、システム開発事業の採算が改善したことも大幅増益に貢献した。

通期計画の7.9億円に対する進捗率は82.3%に達しており、業績上振れが期待される。

総医研HD <2385> [東証M]  ★上期経常を96%上方修正

◆18年6月期上期(7-12月)の連結経常利益を従来予想の7000万円→1億3700万円に95.7%上方修正。増益率が3.3倍→6.5倍に拡大する見通しとなった。顔用マッサージ化粧品「PHマッサージゲルPro.」を中心とする越境EC向け商品の販売が好調で、売上が計画を上回ることが利益を押し上げる。

小松精 <3580>   ★今期経常を18%上方修正

◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→26億円に18.2%上方修正。増益率が12.5%増→33.0%増に拡大する見通しとなった。スポーツ・ファッション分野の高機能素材など海外事業の好調が収益上振れの要因となる。

アサヒHD <5857>   ★今期税引き前最高益予想を9%上乗せ、株主優待新設も発表

◆18年3月期の連結税引き前利益を従来予想の123億円→134億円に8.9%上方修正。増益率が7.0倍→7.7倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。貴金属リサイクルの回収量が想定を上回るほか、貴金属価格の上昇による採算向上も利益を押し上げる。

予想PERが10.5倍→9.5倍に低下し、割安感がさらに強まった。

併せて、株主優待制度を新設すると発表。100株以上保有株主に対し、自社製品を優待価格で提供する。

リコー <7752>   ★今期最終を一転して損益トントンに上方修正

◆18年3月期の連結最終損益を従来予想の70億円の赤字→トントンに上方修正。継続的な経費削減で販管費が想定より減少することが上振れの要因となる。市場予想(40億円前後の赤字)を上回る会社計画を好感する買いが期待される。

ケイヒン <9312>   ★今期最終を43%上方修正

◆1日、ケイヒン <9312> が18年3月期の連結最終利益を従来予想の7億円→10億円に42.9%上方修正。増益率が37.3%増→96.1%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。コスト削減の進展による採算改善に加え、固定資産売却益が発生することも利益を押し上げる。

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