TOKAIホールディングス---3Q決算は増収減益、顧客件数が27万件の大幅増

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2018年2月7日 8時45分

TOKAIホールディングス<3167>は5日、2018年3月期第3四半期(2017年4月1日から2017年12月31日)の決算を発表した。売上高は前年同期比4.6%増の1,333.36億円、営業利益は同19.7%減の65.79億円、経常利益は同19.2%減の66.62億円、四半期純利益は同期比29.2%減の34.35億円、1株当たり利益は同37.6%減の26.66円。

第3四半期では、中期計画の達成に向け、収益基盤である顧客件数の拡大を目的とし、先行コストを投じて積極的な営業に取り組んだ。結果、第3四半期末における継続取引顧客件数は283.9万件と、2017年3月末から10.5%増の27万件となり、収益基盤が拡大した。東京ベイネットワークのM&Aを除く既存事業の純増数も前期の年間6千件に対し、9か月2.5万件と4倍の純増ペースとなった。

利益面は、先行コスト他を30億円かけたことにより、減益となったものの、売上高は前年同期比4.6%増の1,333.36億円となった。

財務面では、四半期純利益の計上や、転換社債型新株予約権付社債の転換が進んだことにより、2017年3月末時点で34.5%だった自己資本比率は0.5%増の35%に向上した。

先行コストを投じているため、フリーキャッシュフローは前年同期より減少したものの、有利子負債/EBITA倍率は前期の水準を維持している。通期の連結業績予想は、売上高は前期比6%増の1,894億円、営業利益は同10.5%減の114.1億円、経常利益は同11.1%減の113.6億円、当期純利益は同12.1%減の64.5億円、1株当たり利益は同21.1%減の50.88円。将来に向けて収益基盤の拡大を図るための先行費用等で前期比13億円の減益を見込むが、連結業績予想および配当予想に変更はない。なお、年間配当金は28円を維持する計画としている。

《MW》

提供:フィスコ

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