概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国人民銀行の金融スタンスを好感

市況
2018年2月14日 11時38分

【ロシア】MICEX指数 2250.63 +1.37%

13日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比30.51ポイント高(+1.37%)の2250.63で取引を終了した。2220.69から2250.63まで上昇した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、インフレ率の鈍化観測も支援材料。1月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の2.5%から2.2%まで鈍化し、今年6月までには2.0%まで低下すると予測されている。

【インド】休場

【中国本土】上海総合指数 3184.96 +0.98%

13日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.83ポイント高(+0.98%)の3184.96ポイントと続伸した。

中国人民銀行(中央銀行)の金融スタンスを好感。人民銀は13日、金融政策ツールの「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、合計3930億人民元(約6兆7500億円)を市場に供給したと発表した。春節前後は例年、金融市場の流動性がひっ迫しがちなため、一定額の資金供給を行ったとみられている。新規融資の伸びもプラス。今年1月の元建て新規融資額は予想を上回り、過去最大を記録した。また、株価下支えのため、中国証券監督管理委員会が「口先介入」に乗り出した??と伝えられたことも引き続き材料視されている。下値不安が薄らぐ格好だ。

《NH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.