明日の株式相場見通し=3日連続大幅高の反動で一服商状、売買代金は低水準に

市況
2018年2月19日 17時26分

あす(20日)の東京株式市場は、現地19日の米株式相場が休場となることなどから、海外投資家の参加が限定的となり、市場エネルギー自体は盛り上がりに欠けるものとなりそうだ。また、きょうまで3日連続の大幅高で、日経平均株価が合計995円上昇と1000円近い急ピッチな戻りをみせていることから、その反動で利益確定の売りも予想され、一服商状となりそうだ。

市場関係からは「きょうは、アジア市場の一部や、現地19日の米株式市場が休場のため、海外投資家の参加は限定的で、東証1部の売買代金は、今年最低の2兆3256億円と低水準だったものの、個人投資家など国内勢の頑張りで、日経平均は前週末比400円を超える大幅高となった。外国為替市場での円高・ドル安の一服が買い材料とされたものの、東証1部の値上がり銘柄数が2002(全体の97%)に達するほどの全面高となったのは、需給面からの買い戻しの加速といえそうだ。ただ、今後も変動率の大きな展開は続きそうだ」との見方が出ていた。

週明け19日の東京株式市場は、終始買い優勢の展開で、日経平均は後場も一貫して上値指向を続け、2万2000円台を回復した。終値は、前週末比428円96銭高の2万2149円21銭と大幅高で3日続伸した。

日程面では、1月の全国コンビニエンスストア売上高に注目。海外では、ドイツ社会民主党が政権入りの是非を問う党員投票を開始、独2月のZEW景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.