本日注目すべき【好決算】銘柄 モロゾフ、スターティア、丹青社 (28日大引け後 発表分)

注目
2018年3月1日 7時00分

2月28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

モロゾフ <2217>   ★前期経常を12%上方修正、配当も30円増額

◆18年1月期の経常利益(非連結)を従来予想の22億円→24.7億円に12.3%上方修正。増益率が6.4%増→19.5%増に拡大する見通しとなった。イベント商戦が好調だったうえ、焼菓子やカスタードプリンの販売が伸びたことが寄与。生産性の向上による採算改善も利益を押し上げた。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の70円→100円に大幅増額修正した。

四電工 <1939>   ★今期配当を10円増額修正

◆18年3月期の年間配当を従来計画の41円→51円(前期は5→1の株式併合前で13円)に増額修正した。好調な業績を踏まえ、株主への利益配分を増やす。今期最終利益は前期比19.9%増の21億円に伸びる見通し。

スターティア <3393>   ★今期配当を3円増額修正

◆18年3月期の年間配当を9円→12円(前期は9円)に大幅増額修正した。従来計画の普通配当9円に、持株会社体制移行の記念配当として3円を上積みする。配当権利日を約1ヵ月後に控え、配当取り狙いの買いが期待される。

日シス技術 <4323>   ★東証1部指定記念配当3円を実施

◆18年3月期の期末一括配当を従来計画の25円→28円(前期は25円)に増額修正した。従来計画の普通配当25円に、東証1部指定記念配当として3円を上積みする。配当権利日を約1ヵ月後に控え、配当取り狙いの買いが期待される。

丹青社 <9743>   ★前期経常最高益予想を9%上乗せ、配当も6円増額

◆18年1月期の連結経常利益を従来予想の43億円→47億円に9.3%上方修正。増益率が4.5%増→14.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。良好な市場環境を背景に売上が堅調に推移する中、高水準の収益性を維持したことが上振れの要因となった。

業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の30円→36円(前の期は22円)に増額修正した。

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