和井田が悪地合いのなか4連騰、10年4カ月ぶりの1400円台

材料
2018年3月1日 13時30分

和井田製作所<6158>が全体悪地合いをものともせず4連騰。一時75円高の1427円まで買われ、2月13日につけた高値1392円を抜き昨年来高値に買われた。同社の1400円台回復はリーマン・ショック前の2007年11月以来で約10年4カ月ぶりとなる。

ナノ・ミクロン単位に特化した技術力を企画、設計、部品加工、組み立て、制御などさまざまな分野で培い、高い商品競争力に生かしている。精密金型関連の工作機械はハイエンド化が進展するスマートフォン向けに好調な需要を確保、また自動車業界向けには切削工具を加工する工作機械が伸びている。急速に普及の方向にある電気自動車(EV)で需要拡大が見込まれているパワー半導体では、同社の製品技術などが必須となることから中期的な成長思惑が膨らんでいる。足もとの業績も好調、18年3月期営業利益は前期比2.1倍の6億2700万円と高変化を見込むが、一段の上振れ期待が強い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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