<注目銘柄>=新日建物、今期利益上振れの公算大で来期も成長継続

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2018年3月6日 10時01分

新日本建物<8893>は全体波乱相場でも揺らがない強力な上昇波を形成している。時価は2013年9月以来約4年半ぶりの高値圏にあるが、時価予想PERはわずか10倍台と割安感が強い。

首都圏で戸建て分譲事業を手掛け、低金利環境下で都市部での投資用マンション需要が増勢にあるなか、好調に業績を伸ばしている。訪日観光客が増加の一途にあり、不動産流動化関連はインバウンド特需による中期的な追い風も強い。

同社は2008年のリーマン・ショック後に業績は著しく低迷したが、その後事業再生ADRを活用して経営再建に成功、経常利益、最終利益ともに14年3月期から17年3月期まで4期連続増益を達成、18年3月期は経常利益段階で前期比11%増の8億1000万円を見込むが、上振れの可能性が高いとみられている。さらに19年3月期も流動化事業の拡大が予想され増益基調はキープされそうだ。

時価総額70億円強の小型株だが、直近は1日300万株を超える商いをこなし、180万株強の信用買い残も気にならなくなっている。リーマン・ショック前の2006年2月には修正後株価で6150円の高値をつけるなど天井も極めて高く、今後注目度は一段と高まりそうだ。(銀)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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