ミライアルが急反落、償却負担膨らみ19年1月期上期は減益予想
ミライアル<4238>が急反落。前週末9日の取引終了後に発表した19年1月期上期予想で売上高44億円(前年同期比5.0%増)、営業利益4億5000万円(同21.5%減)と2割強の減益を見込んでいることが嫌気されている。
半導体やシリコンウエハー業界の活況は継続すると見込んでいるものの、住吉工場(熊本県菊池市)で実施した設備投資の償却負担が膨らみ利益を圧迫する見通し。なお、通期予想は未開示としている。
18年1月期連結決算は、売上高84億9100万円(前期比21.4%増)、営業利益10億9800万円(同2.3倍)と大幅増益となった。半導体業界の旺盛な需要を背景に、シリコンウエハー出荷容器が伸長したほか、前期の震災からの完全復興も寄与した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)