<動意株・13日>(大引け)=ピクセラ、くらコーポレーション、モブキャストなど

材料
2018年3月13日 15時12分

ピクセラ<6731>=後場一段高。同社はきょう、デジタルコンテンツの総合事業を展開するテクノブラッド(東京都台東区)と共同で、国内600店舗のインターネットカフェに設置されたVR(仮想現実)コンテンツプラットフォーム「バーチャルゲート」で、VR視聴アプリ「パノミル」を展開すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。今回の展開は、「ロケーションベースによるパノミル体験環境の提供」や「パノミルの認知度アップ」、「新規ユーザーの獲得」が主な目的。

くらコーポレーション<2695>=後場に入って上昇幅拡大。この日、くら寿司初の“洋食メニュー”として、新感覚イタリアン「カルボナーラ スパらッティ」と「イタリアンチーズハンバーグ」を16日に全国のくら寿司で販売開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。

モブキャスト<3664>=大幅続伸。同社はこの日、人気テレビアニメ「幽☆遊☆白書」を題材としたスマートフォン向け新作ゲームの海外配信権利を獲得したと発表しており、業績向上への貢献を期待した買いが入っている。同権利は、フジクリエイティブコーポレーション(東京都江東区)から著作物テレビアニメーション「幽☆遊☆白書」を利用してゲームを制作し、中国や香港、マカオ、韓国および東南アジア地域で配信するというもの。中国の大手ゲーム開発会社キングネットと共同で開発を進め、リリース時期や詳細などは、決まり次第発表するとしている。

フィックスターズ<3687>=大幅高で一時1万円大台を回復。同社は金融機関向けなどを中心に顧客のシステムを高速化させるソフトを開発しているが、世界初の量子コンピューター商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携しており、同分野での成長期待が大きい。 経済産業省は次世代の計算技術を使って製薬や金融、物流分野で活躍できる人材育成に乗り出す方針にあり、世界的に開発競争が先鋭化している量子コンピューターでは次世代計算機のソフト開発に取り組む人材の確保が急務となるなか、18年度からこれを支援する方向にある。同社は3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施するため、足もと権利取り狙いの買いが上げ足を助長する可能性がある。

イノテック<9880>=急騰し、昨年来高値を更新。きょう付の日本経済新聞で「2019年3月期の連結営業利益は、今期予想比7割増の18億円程度になる見通しだ」と報じられており、2期連続の営業増益観測を好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、半導体の需要が引き続き拡大し、利幅の厚い半導体検査装置が伸びるほか、半導体や電子部品の仕入れ販売も好調を維持するという。なお、18年3月期業績は、営業利益10億5000万円(前期比5.0%増)を見込んでいる。

シルバーライフ<9262>=急騰。同社は12日の取引終了後、4月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同時に発表した第2四半期累計(17年8月~18年1月)単独決算は、売上高30億8000万円、営業利益2億6800万円、純利益1億8600万円だった。前期は第2四半期決算を行っていないため前年同期との比較はないが、主力の高齢者向け配食サービスで積極的にFC加盟店の開発を行ったことが寄与したほか、高齢者施設向け食材販売サービスも堅調に推移した。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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