北沢産業が5.7%高で昨年来高値、海外要因に左右されない内需好業績株として人気続く
北沢産業<9930>が全般悪地合いのなかで一時5.7%高と急伸。2月28日につけた420円の高値を上抜き、昨年来高値に買われた。時価は2007年7月以来約11年ぶりの高値圏にある。業務用厨房機器の大手で、中食市場の拡大を背景にスーパー向け受注を拡大させているほか、訪日客増加を追い風にホテル向け案件が好調で収益の伸びに反映させている。18年3月期は前期比53%増の4億7000万円を計画しているが、19年3月期も増益基調が維持される可能性がある。米トランプ政権の保護主義に対する警戒感から輸出株が手掛けにくいなか、内需の好業績株物色の流れに乗っている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)