本日注目すべき【好決算】銘柄 GMB、オハラ、大豊建 (16日大引け後 発表分)
16日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
GMB <7214> ★今期経常を一転14%増益に上方修正
◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の23億円→29億円に26.1%上方修正。従来の9.7%減益予想から一転して13.9%増益見通しとなった。韓国や中国向け新車用部品の販売が伸び悩み売上は計画を下回るものの、人件費の減少やコスト削減などで採算が改善する。また、貸倒引当金戻入や為替差益の増加も利益を押し上げる。
予想PERは6.9倍→5.5倍に低下し、割安感がさらに強まった。
大豊建設 <1822> ★今期配当を3円増額、期末配当利回りは2.4%に上昇
◆18年3月期の期末一括配当を従来計画の12円→15円(前期は9円)に増額修正した。好調な業績を踏まえ、株主への利益配分を増やす。今期最終利益は前期比2.3%増の72億円と5期連続で過去最高益を更新する見通し。期末配当利回りは2.44%に上昇し、権利確定日の27日を前に配当取りを狙う買いなどが期待される。
ケーエフシー <3420> [東証2] ★今期経常を20%上方修正、配当も10円増額
◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→26.3億円に19.5%上方修正。減益率が20.7%減→5.2%減に縮小する見通しとなった。手持ち工事が順調に進み、売上が計画を上回ることが寄与。
併せて、業績好調による普通配当5円と上場20周年記念配当5円を上積みする形で、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。予想PERは9.7倍→8.1倍に低下する一方、期末配当利回りは2.54%に上昇し、割安感が強まった。
オハラ <5218> ★11-1月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地
◆18年10月期第1四半期(17年11月-18年1月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の5.4億円に急拡大して着地。光学機器用レンズ材や半導体露光装置向け高均質ガラスなどの販売が伸びたことが寄与。売上構成の良化や生産性向上も大幅増益に貢献した。
ウェルビー <6556> [東証M] ★マザーズ上場記念配当7円を実施
◆18年3月期の期末一括配当を従来計画の14円→21円(前期は無配)に大幅増額修正した。従来計画の普通配当14円に、東証マザーズ上場記念配当7円を上積みする。権利確定日の27日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
株探ニュース