2017年のICOのほぼ半分はすでに失敗している

経済
2018年3月22日 11時00分

2017年に開始されたICOの46%は、目もくらむような1億400万ドルの資金調達をおこなったにもかかわらず、すでに崩壊して燃え尽きていた。

BitcoinNewsは、2017年から902のICOを分析し、142のICOが資金調達を解消できなかったことを明らかにした。

もうひとつ、276のICOは、資金調達したあとの過程で失敗した。調達した資金を持ち逃げしたり、徐々に曖昧な部分につぎ込んでいったりして失敗をした。

そのうえ、113のICOプロジェクトは失敗に近いものだった。分析をしたアナリストによれば、特定のプロジェクトの開発チームがもはやソーシャルメディア上でコミュニケーションしていないか、そのプロジェクトを取り巻くコミュニティがあまりにも小さすぎるために、半ば失敗に終わっているという。しかし、いずれにしても投資家は不幸に違いない。

分析チームは、ICOの現場で不正な詐欺行為がかなりあることをすでに知っていたため、金融監督東京に投資家を守るための新しい規制を検討する必要があると進言した。誰かがあなたに一時的に華やかに見える新しい暗号トークンを売ろうとするとき、懐疑的になるのは、高い確率で失敗することがもう一つの理由である。

出典:MITTechnologyReview

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《HT》

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