大真空が大幅続落、円高など響き18年3月期業績予想を下方修正

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2018年3月30日 9時41分

大真空<6962>が大幅続落。29日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を340億円から302億円(前期比2.5%減)へ、営業利益を14億4000万円から1億5000万円(同89.2%減)へ、最終損益を7億4000万円の黒字から4億3000万円の赤字(前期6億9500万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

年明け以降、為替が円高に振れていることに加えて、主力市場の一つである通信機器市場における水晶デバイスの小型化進展の遅れや、中国スマホにおける生産調整の影響などで売上高が低調に推移したことが要因という。また、退職給付信託設定に伴い特別利益が発生した一方、同社が販売した製品不具合を起因とした補償費用が発生したことも最終損益の赤字転落につながった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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