【今週読まれた記事】新年度入り目前、相場乱気流は春を運ぶか

特集

2018年3月31日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月24日から3月30日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は、前週比836円高の2万1454円となりました。前週から大きく値を戻し、今度こそ底を打ったかとの期待もありますが、上がったかと思えばそれを帳消しにする下落のパターンをもう2カ月近くも繰り返し、全体としてはじりじりと値を下げています。外を見れば気温が上昇し桜も満開、春爛漫といった陽気ですが、相場環境に春はまだ訪れていないようです。

そうした現状をデータに基づいて解説し、投資戦略にも言及している「中村潤一の相場スクランブル『乱気流相場で勝利する“テーマ株攻略”作戦』」は、今週の必読記事です。現在の相場が単に冷え込んでいるだけではなく、強気と弱気、変転する外部要因と思惑がせめぎ合う渦中にいるという「相場の持つ深さ」を感じることができるかと思います。週明けから新年度に入り、相場はどのように動くのでしょうか。展開の読めない物語を読み解くには投資家の先を見通す力が問われるところです。

今週のランキングトップを獲ったのは、お馴染み北浜流一郎氏の「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─ “突風”ショック安、投資家がいま為すべきこと」となりました。また次点に「【植木靖男の相場展望】 ─ 米株の落ち着きを待つ」が入っており、この不安定な相場の中でどのように立ち回ればよいか指針を示した記事が人気となっています。

その他、全体相場に関する記事では以下の記事が多くの読者に読まれました。

開いたフタ――トランプ「米中貿易戦争」ショックで終わるもの＜株探トップ特集＞

窪田朋一郎氏【マーケット最前線、新年度相場の勘所を聞く】(1) ＜相場観特集＞

高橋春樹氏【マーケット最前線、新年度相場の勘所を聞く】(2) ＜相場観特集＞

富田隆弥の【CHART CLUB】「三角保ち合いを下放れたNY」

3月27日から、株探では新コンテンツをスタートしております。その始まりを告知した「個別銘柄の『大株主リスト』掲載のお知らせ」がランキングの上位にのぼっており、株探をお使いの皆様の注目度も高かったため、この欄でもご紹介させていただきます。

「株探」パソコン版の個別銘柄ページに「大株主」タブが新設され、その企業の株主構成が一目でわかる「大株主リスト」の掲載が開始されました。自社株比率を順位に組み込んだ上に、海外ファンド名を読みやすく株探独自に正規化したコンテンツとなっています。企業を深く知る上で役に立つ情報となると思いますので、ぜひご活用下さい。

今週配信した「株探トップ特集」では、「“値つかずスタート”RPAに続くのは、熱視線『直近＆4月IPO』次の狙い＜株探トップ特集＞」が大人気となりました。投資テーマとしても「RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）」は「投資テーマランキング」でも今週1位となっており要注目です。

相場が不安定な現在、「投資テーマ」と「好業績」を切り口とした中小型株への投資がトレンドとなっています。人気記事をまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

反騰相場リード役に抜擢、株高有望のフレッシュ銘柄はコレだ＜株探トップ特集＞

“ドン底”株式市場の「急騰予備軍」10銘柄、大相場DNAが開花する時＜株探トップ特集＞

“最後のフロンティア”宇宙ビジネス、ベンチャーに夢乗せる銘柄群＜株探トップ特集＞

“燃料電池”復活の時、エネ基本計画改定控え上昇する注目＜株探トップ特集＞

「ＩＣタグ」関連に風雲急コンビニ・ドラッグストア向けで膨大な市場＜注目テーマ＞

「ドライブレコーダー」のランク上昇、「自動運転法整備の大綱案で義務化検討」報道が刺激＜注目テーマ＞

「円高メリット」の人気上昇、紙パなど内需系銘柄を見直し＜注目テーマ＞

好業績企業を特集した記事は今週も軒並み上位にランクインしています。経済が好調なのに全体指数が下落するギャップ感のある相場だからこそ、これから大きく上昇する銘柄が探しやすい環境かもしれません。多様な視点で銘柄を選りすぐっていますので、どの記事もお見逃しなく。

決算先取り、19年2月期“大幅増益”期待リスト 29社選出＜成長株特集＞

高成長【始動】候補リスト〔東証1部〕編 36社選出＜成長株特集＞