イオンファンが大幅反落、19年2月期は2ケタ営業増益見通しも材料出尽くし感強まる
イオンファンタジー<4343>が大幅反落。11日の取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想は、売上高777億円(前期比7.7%増)、営業利益66億円(同10.5%増)、純利益33億円(同10.5%増)と2ケタ営業増益を見込むものの、株価は決算期待から3月下旬以降上昇しており、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。
今期は、好調が続く国内事業で遊戯機械の品揃えをさらに拡充し、確実に増益を図るとともに、インドアプレイグラウンドなどの新業態の開発や、新事業のネットクレーンゲーム事業の確立を狙う見通し。また、中国およびASEAN地域で100店舗以上の積極出店を計画し、海外事業のさらなる成長を図る方針だ。
なお、18年2月期決算は、売上高721億7400万円(前の期比10.9%増)、営業利益59億7000万円(同58.4%増)、純利益29億8600万円(同75.9%増)だった。
同時に21年2月期を最終年度とする中期経営計画を発表しており、売上高888億円、営業利益80億円を目指す。今後3年間で国内30店舗、海外410店舗を出店するほか、他社に真似できない商品の拡大やブランディングの推進、アジアシフトの加速などで成長を図るとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)