「ドローン」関連の上値追い続く、AI関連と並走して物色人気<注目テーマ>

特集
2018年4月10日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 人工知能

2 RPA

3 セルフレジ

4 カジノ関連

5 5G

6 再生医療

7 ドローン

8 ICタグ

9 人材派遣

10 電線地中化

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が7位となっている。

ドローンは無人で遠隔操作やコンピューター制御によって飛行する小型航空機で、人間が立ち入れない場所や空など高度の高い位置からの撮影をはじめ、点検・測量、配送、警備など活躍範囲は広い。日本では首相官邸へのドローン落下事故を契機に2015年9月に航空法の一部が改正され、飛行方法や飛ばすことが可能な地域に関するルールが定められた。しかし、中国を筆頭に世界的に開発競争が進むなか、日本が規制によって実証実験が滞り商用化が遅れることを問題視する声も強かった。そこで、政府はこれを緩和して今夏にも山間部と離島では人の目が届かなくても飛行を認める規定を策定する方向にある。

ドローンの商用化を後押しする方向に政府が動き出したことで関連株は軒並み動意含みとなっている。日本におけるドローンの市場規模は2022年度に2000億円を超えると試算されているが、人工知能(AI)との融合により商業的な可能性に拡大余地が出てくることは必至で、現在の想定よりも市場の裾野は広がっていくことが見込まれる。

関連銘柄への物色ニーズもAI関連株人気と並走する形で息の長いものとなりそうだ。いったん人気化したものは押し目を形成しても波状的に買われるケースが目立つ。ドーン<2303>、イメージ ワン<2667>をはじめとして、ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>、ビーマップ<4316>、ALSOK<2331>、アジア航測<9233>、理経<8226>、パスコ<9232>、ゼンリン<9474>、セコム<9735>などに注目したい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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