サイゼリヤは年初来安値更新、円安による食材価格高騰で18年8月期業績予想を下方修正
サイゼリヤ<7581>が急落し年初来安値を更新している。11日の取引終了後、18年8月期の連結業績予想について、営業利益を125億円から96億円(前期比14.4%減)へ、純利益を84億円から62億円(同17.3%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は従来予想の1560億円に対して1565億円(同5.5%増)とほぼ計画通りで進捗しているものの、足もとで円安や悪天候などによる食材価格の高騰や生産性の悪化による労務費の増加、見積り価格の乖離によるガス代の増加などがあり、利益が計画を下回る見通しという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(17年9月~18年2月)決算は、売上高748億2200万円(前年同期比6.1%増)、営業利益37億2000万円(同19.8%減)、純利益22億7500万円(同27.8%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年04月12日 09時42分