ローソン、ユニーファミマの株価に明暗くっきり、19年2月期利益見通し巡り思惑錯綜

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2018年4月12日 10時58分

ローソン<2651>とユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>の株価が明暗を分けている。ローソンは朝方ウリ気配で始まり一時490円安の6600円と急落。これは同社が11日取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想で営業総収入は7320億円(前期比11.4%増)と2ケタ増収を確保するものの、営業利益は600億円(同8.8%減)、最終利益は280億円(同4.4%増)と減益を見込んでいることで、これが大きく嫌気された。人手不足に対応するための省力化投資負担が利益の足かせとなる見通し。3月9日につけた年初来安値6650円を一気に下回り、14年4月以来およそ4年ぶりの安値圏に沈んだ。

一方、ユニーファミマが同日の後場取引時間中に発表した19年2月期の連結業績予想は営業収益が1兆2702億円(前期比0.4%減)と微減を見込む一方、営業利益は685億円(同2.4倍)、最終利益は400億円(同18.8%増)予想と好調だ。こちらは「サークルK」や「サンクス」のファミリーマートへの一本化が進捗し統合効果が利益面に反映される見通し。前日は地合い悪もあって売りに押されたが、きょうは改めて買い直されている。 

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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