東京株式(大引け)=28円安、米半導体株下落を受け6日ぶり小反落

市況
2018年4月20日 15時47分

20日の東京株式市場は売り優勢で始まった後、日経平均株価は一時プラス圏で推移したが、後場に入ると再び売りに押される展開となった。

大引けの日経平均株価は前営業日比28円94銭安の2万2162円24銭と6日ぶり小幅反落。東証1部の売買高概算は14億2499万株、売買代金概算は2兆4976億7000万円。値上がり銘柄数は989、値下がり銘柄数は978、変わらずは115銘柄だった。

きょうの東京市場は売り買いが交錯し、方向感に欠ける展開だった。前日の米国株市場で半導体関連株が売られた流れを引き継ぎ、東京市場でも同関連セクターに売りがかさんだ。ただ、ドル・円相場は取引時間中にドル買いの動きが優勢となり、円安を背景に下値では買い向かう動きも誘発した。さらに内需関連株を物色する動きが出て、全体の下げは限定的なものにとどまった。日経平均は朝安後にいったん切り返し前引け時点でプラス圏に浮上していたが、前日まで5日続伸で530円余り上昇していたこともあって上値は重く、後場寄りに大口の売りが出ると、以降は押し目買いの動きもまばらだった。ただ、中小型株の一角が買い直され値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。なお、TOPIXは小幅プラス圏で着地した。

個別では、任天堂<7974>が大幅高、マネックスグループ<8698>も買い直された。ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も上昇した。エムアップ<3661>がストップ高、ストライク<6196>、THEグローバル社<3271>も値を飛ばした。日本ライフライン<7575>、レーザーテック<6920>が物色人気となったほか、クックパッド<2193>、ヤーマン<6630>などの上昇も目立つ。

半面、武田薬品工業<4502>が安く、信越化学工業<4063>が大きく水準を切り下げたほか、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、SUMCO<3436>など半導体関連の下落が目立つ。ファナック<6954>も値を下げた。JT<2914>も軟調。KOA<6999>が急落、アルバック<6728>、リログループ<8876>なども売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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