前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2018年4月24日 5時20分

■エンプラス <6961>  3,005円 (-575円、-16.1%)

東証1部の下落率トップ。エンプラス <6961> が3日続急落し年初来安値を更新。前週末20日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想を発表しており、売上高340億円(前期比2.1%増)、営業利益33億円(同24.5%減)、純利益23億円(同9.3%減)と大幅減益予想を嫌気した売りが出たようだ。今期は、自動化設備の導入による生産体制の高度化や、最先端評価技術の確立による顧客提案力の強化などに注力する方針だが、足もとでオプト事業が苦戦していることに加えて、販管費の増加が利益を圧迫する見通し。なお、18年3月期決算は、売上高332億8800万円(前の期比0.9%増)、営業利益43億6800万円(同5.2%増)、純利益25億3600万円(同50.8%減)だった。

■ソフトウェア <3733>  7,800円 (-430円、-5.2%)

ソフトウェア・サービス <3733> [JQ]が大幅3日続落。20日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高が17億6700万円となり、前年同月比24.4%減と4ヵ月ぶりに前年同月実績を下回ったことが嫌気された。同社は、電子カルテなど医療情報システムの開発が主な事業。なお、受注高は8億7500万円(同46.1%減)で、受注残高は40億2900万円(同22.7%増)となった。

■村田製 <6981>  14,035円 (-180円、-1.3%)

村田製作所 <6981> が続落。前週末の米国株市場では、4-6月期のiPhoneの販売見通しが市場コンセンサスを下回るとの観測が浮上し、アップル株が4%強の急落をみせた。これを受け、アップルへの日本を代表する有力サプライヤーである同社株にも収益先行きへの影響を懸念する売りが優勢となった。株価は3月26日以来約1ヵ月ぶりの1万4000円台割れを意識する展開となった。

※23日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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