エムスリーは大幅3日続落、19年3月期は営業利益15%増見通しも市場予想に届かず
エムスリー<2413>は大幅3日続落となっている。25日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想を発表し、売上高1133億5000万円(前期比20.0%増)、営業利益317億2000万円(同15.0%増)、純利益209億6000万円(同15.0%増)を見込むが、市場予想平均の営業利益373億円に届かないことから、失望感による売りが出ているようだ。
今期は、メディカルプラットフォーム事業で、「MR君」ファミリーなどの製薬会社向けマーケティング支援サービスや医療系広告代理店サービスなどの成長に加え、17年度に新規連結化した子会社の貢献を見込むほか、海外事業で製薬会社向けマーケティング支援サービス、調査サービスおよび医師向け転職支援サービスなどの各サービスが順調に拡大する見通し。また今年2月に新たに持ち分権を取得した米ウエーク・リサーチも寄与する見込みだ。なお、前期は期末一括配当11円を実施したが、今期配当は未定としている。
なお、18年3月期決算は、売上高944億7100万円(前の期比20.9%増)、営業利益297億1300万円(同18.6%増)、純利益196億8400万円(同23.0%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)