コマツが3日ぶり反発、中国向け建機など伸長見込み19年3月期は営業利益24%増へ

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2018年4月27日 9時17分

コマツ<6301>が3日ぶりに反発している。26日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想が、売上高2兆5030億円(前期比0.1%増)、営業利益3390億円(同24.8%増)、純利益2260億円(同15.1%増)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。年間配当は前期比12円増の96円を予定している。

想定為替レートを1ドル=100円、1ユーロ=123円、1元=15.8円と前期の実績に比べて円高方向に設定したため、売上高が抑えられるが、中国、中南米、アジア、オセアニア、アフリカ、中近東、CISの戦略市場を中心に建設機械の需要が堅調に推移する見通し。利益面では、鋼材など原材料価格の上昇を見込む一方、昨年4月に買収したコマツマイニングの買収に伴う一時費用の影響が一巡することが貢献する。

なお、18年3月期決算は、売上高2兆5011億700万円(前の期比38.7%増)、営業利益2715億8100万円(同56.0%増)、最終利益1964億1000万円(同73.2%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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