エレマテック---18/3期は営業利益が19.9%増、19/3期は増収増益を見込む

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2018年5月1日 8時50分

エレマテック<2715>は26日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.3%減の1,962.38億円、営業利益が同19.9%増の64.80億円、経常利益が同14.5%増の60.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同226.0%増の43.76億円となった。

自動車向け各種関連部材及びテレビ向けディスプレイ関連部材に注力した販売活動に努めたが、急速に変化する中小型ディスプレイ市場の影響を受けた。利益面は、利益率の改善に伴い売上総利益が増加した。

日本の売上高は、自動車向け各種関連部材の販売は増加したものの、スマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。

中国の売上高は、テレビ向けディスプレイ関連部材及びゲーム機器向け各種関連部材の販売が増加したものの、スマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。

その他アジアの売上高は、自動車及びOA機器向け各種関連部材の販売が増加したものの、スマートフォン向けディスプレイ関連部材の販売が減少した。

欧米の売上高は、自動車向け各種関連部材及びテレビ向けディスプレイ関連部材の販売が増加した。

2019年3月期通期については、好調な自動車及び産業用機械向けの販売増加が、低迷するスマートフォン向けの減少をカバーし、売上高が前期比0.9%増の1,980億円、営業利益が同1.8%増の66.00億円、経常利益が同3.5%増の63.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の45.00億円を見込んでいる。

《MW》

提供:フィスコ

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