決算受けた物色は活発だが全体としては方向感出にくく/後場の投資戦略

市況
2018年5月1日 12時30分

日経平均 : 22479.28 (+11.41)

TOPIX  : 1773.72 (-3.51)

[後場の投資戦略]

日経平均は底堅さが意識される一方、連休の谷間とあって方向感も出にくく、前場の上下の値幅は前週末終値を挟んだ77円ほどにとどまった。今週はFOMCに加え、4日には米4月雇用統計の発表など重要イベントが複数予定されており、市場の模様眺めムードを誘うだろう。また、京セラ<6971>の反落などから好決算銘柄も上値追いの勢いの鈍さが窺え、三菱UFJ<8306>などメガバンク株の軟調ぶりも気掛かりとなる。新興市場ではマザーズ指数が7日ぶりに反落しており、個人投資家主体の中小型株はより手掛けづらい印象となっている。

後場の日経平均は一段の戻りを試すか、慎重に見極める必要があるだろう。戻りが鈍ければ、改めて利益確定の流れとなることも想定される。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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