アドバンテが上値追い鮮明、データセンター向けメモリー需要旺盛で強気の3カ年計画も評価

材料
2018年5月1日 13時32分

アドバンテスト<6857>の上値追いが鮮明となってきた。株価は前週末に313円高とマドを開けて買われたが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなして朝安から切り返し、前場段階で陽線をかぶせる強い足をみせつけている。

データセンター向けに半導体メモリー需要が旺盛で、製造装置では後工程となる同社のメモリーテスターも好調だ。特に半導体高集積化の流れを受けて開発された、立体方向に積層化した3次元NAND型メモリー向けのテスターに期待がかかる。19年3月期の業績は、売上高が前期比11%増の2300億円予想、営業利益が同41%増の345億円予想と大幅増収増益を見込むが、それ以上に市場関係者の間では同社が打ち出した中期経営計画への評価が高い。今期から21年3月期までの3カ年で、ベースシナリオとして売上高を平均2500億円増やす計画を示すとともに営業利益率17%を計画しており、これが国内外機関投資家の同社株組み入れニーズを喚起している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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