明日の株式相場見通し=4連休を前に買い手控え、ポジション調整の売り優勢に

市況
2018年5月1日 17時11分

あす(2日)の東京株式市場は、大型連休後半の4連休や、その期間にある米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、米4月の雇用統計といった重要イベントを前にして、買い手控え姿勢が強まるなか、ポジション調整の売りが優勢となりそうだ。日経平均株価は反落を予想する。

市場関係者からは「きょうは株価指数先物主導の物色で、日経平均寄与率の高いファーストリテイリング<9983>やファナック<6954>の上昇が目立った。東証1部の値下がり銘柄数は1198と、値上がりの818(変わらずは68)を大きく上回り、東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反落した。しかし、日経平均はチャート面で、2月27日につけた取引時間中の高値2万2502円を上回り、きょうの終値で2月5日以来約3カ月ぶりに2万2500円台を回復した。これで、1月23日の年初来高値2万4129円奪回に向けて、新たな上昇局面を迎えた」との見方が出ていた。

1日の東京株式市場は売り買い交錯のなか、日経平均は強い動きをみせた。ただ、前週後半の上昇を受けた利益確定の動きも観測され上値の重い推移となった。日経平均株価終値は、前週末比40円16銭高の2万2508円03銭と3日続伸した。

日程面では、4月のマネタリーベース、4月の消費動向調査に注目。海外では、ASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議(2~4日)、ユーロ圏1~3月期の圏内総生産(GDP)、ユーロ圏3月の失業率、米4月のADP雇用統計が焦点になる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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