日経平均は3日続伸、通商問題への懸念後退で23000円台回復/後場の投資戦略

市況
2018年5月21日 12時20分

日経平均 : 23042.54 (+112.18)

TOPIX  : 1818.84 (+3.59)

[後場の投資戦略]

日経平均は米中貿易交渉での合意を好感し、節目の23000円台に乗せた。前週はこの水準で度々押し返されていただけに、目先は売り方の買い戻しや追随買いの動きも出てくるだろう。ただ、米国の対中貿易赤字を減らすための具体策は今後の協議に委ねられ、引き続き紆余曲折が予想される。今晩の米国市場の反応を見極めたいところではあるだろう。6月に予定される米朝首脳会談を巡る不透明感もあり、急ピッチの株価上昇は想定しづらい。

新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに3日続伸している。大型株が決算発表一巡で手掛かり材料に乏しくなり、外部環境の不透明感もあって個人投資家の関心は中小型株に向かっているようだ。為替の円安推移で日本株全体として先高感がじわりと広がっていることも、個人投資家の買い安心感につながっているとみられる。マザーズ指数は今月8日の高値(1170.16pt)を上抜けてくるようなら、出直り機運が一段と高まる可能性がある。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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