マザーズ先物見通し:北朝鮮リスク睨みながら中小型株物色を意識した買い

市況
2018年5月23日 9時03分

本日のマザーズ先物は、このところの株式市場における中小型株物色の流れを意識した買いが先行しそうだ。前日は日経平均がやや戻り待ちの売りに押される格好となるなか、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに4日続伸となるなど中小型株の堅調ぶりが目立った。日経平均は節目の23000円台回復による短期的な達成感や、北朝鮮、中東情勢など外部環境の不透明感に対する警戒感などから上値が重い。反面、堅調な企業業績を背景に下値では押し目買いも入っており、23000円水準でこう着感を強めている。このため、個人投資家の物色が出遅れ修正の期待される中小型株に向かっているとみられる。中小型株の出直り機運の高まりがマザーズ先物にも追い風となるだろう。ただ、北朝鮮リスクが強く意識される局面では個人投資家の手控えムードが強まりやすく、同国情勢を睨みながらの展開となりそうだ。本日の上値メドは1185.0pt、下値メドは1165.0ptとする。

《HK》

提供:フィスコ

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