<注目銘柄>=椿本興業、半導体製造装置向け部品などの拡大目指す

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2018年5月25日 10時00分

中堅機械商社の椿本興業<8052>に注目。同社は8日、19年3月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は1020億円(前期比3.4%増)、経常利益は43億5000万円(同17.8%増)を見込んでいる。

東日本本部では、好調な半導体製造装置に供給するパワトラ部品を筆頭とした部品販売や、物流、食品、自動車関連業界へ納入する搬送・仕分装置などを中心に営業展開をする。西日本本部では、引き続き業績好調な液晶製造、環境関連業界や、食品業界などを中心に営業展開をする。さらに、開発戦略本部では、海外市場で業況回復傾向にある中国国内の自動車関連産業を中心に、アジア新興国を加えた設備投資需要への販売回復を目指す。

株価は、19年3月期の好調な業績見通しを好感して上昇し、9日に年初来高値4175円をつけて以降、4100円近辺での小幅な推移となっている。ただ、PERは9倍水準と依然として極めて割安水準にあり上値余地は十分といえそうだ。(朱)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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