東京株式(前引け)=反発、イタリア政局懸念和らぎ買い戻し

市況
2018年5月31日 11時43分

31日前引けの日経平均株価は前営業日比93円70銭高の2万2112円22銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億9331万株、売買代金概算は1兆1734億7000万円。値上がり銘柄数は1082、対して値下がり銘柄数は879、変わらずは121銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の欧米株反発を受けて寄り付きから買い優勢の展開となった。日経平均株価は寄り直後に2万2175円まで上値を伸ばしたが、その後は上値も重く2万2100円台の狭いレンジでのもみ合いとなった。イタリアの政局不安も投資家の不安心理が改善し、主力株中心に買い戻しが入った。ただ、外国為替市場では取引時間中に円高方向に振れ、これが輸出セクターなど上値を押さえる要因となった。

個別ではトヨタ自動車<7203>が反発、東海カーボン<5301>も商いを伴い高い。資生堂<4911>が物色人気となり、花王<4452>、武田薬品工業<4502>なども買い優勢。オプトホールディング<2389>が値上がり率トップに買われ、サイボウズ<4776>、セレス<3696>も大幅高。半面、任天堂<7974>が軟調、ニトリホールディングス<9843>も安い。日本テレビホールディングス<9404>が下落、ヤーマン<6630>も売られた。シャープ<6753>が値を下げ、日本ハム<2282>も下値を探った。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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