日経平均は3日ぶり反発、ディフェンシブセクターや中小型株への物色継続/後場の投資戦略

市況
2018年5月31日 12時28分

日経平均 : 22112.22 (+93.70)

TOPIX  : 1741.70 (+5.57)

[後場の投資戦略]

本日の東京市場は、イタリア政局・財政への不安がいったん後退する格好となっており、前日までの2営業日で日経平均は460円超下落している分、買い戻しの動きが広がった。ただ、前日に空けたマド(22240円処)を埋めるには至らず、自律反発の域は脱しておらず、週末には米5月雇用統計発表を控えているほか、欧州政治リスクや米朝首脳会談への思惑等から週を跨いでのポジションは取りにくいところである。

一方で、需給が悪化傾向にあった中小型株にも反発の動きが見られており、特にマザーズ指数は前日比1%超の大幅反発となった。本日新規上場した印刷及び集客支援のシェアリングプラットフォームなどを展開するラクスル<4384>が起爆剤となり、直近IPO銘柄中心に物色が活発になったもよう。これを受け、後場も引き続きディフェンシブセクターのほか、値動きの軽い中小型銘柄に対する物色が中心となりそうだ。(雲宮祥士)

《AK》

提供:フィスコ

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