<注目銘柄>=有沢製作所、台湾でのスマホ向けFPC増産などに期待
有沢製作所<5208>の好業績見通しと割安な株価水準に注目。5月9日に発表した19年3月期通期の連結業績予想は、売上高が477億円(前期比16.6%増)、経常利益は54億5000万円(同34.8%増)、最終利益は36億円(同4.3%増)と大幅な経常増益を見込む。
同社はプリント基板向けなどを主体とする電子材料メーカーで、台湾子会社でのスマートフォンなどに使うフレキシブルプリント基板(FPC)用の電子材料生産能力増強などに伴い、今期も成長トレンドが続く見通し。
株価は、今期の好業績見通しを好感して上昇し、5月18日には年初来高値1344円をつけた。その後は全体相場の反落地合いもあり調整局面となっているものの、PER12倍水準、PBR0.8倍台と株価指標面での割安が顕著であり、反転上昇のタイミングが近そうだ。(朱)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)