楽天地は反落、主要テナント入れ替わりで賃料減少し第1四半期は26%営業減益

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2018年6月8日 9時35分

東京楽天地<8842>は反落している。7日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)決算が、売上高24億6200万円(前年同期比8.8%減)、営業利益3億2000万円(同26.1%減)、純利益800万円(同97.1%減)と大幅減益だったことが嫌気されている。

楽天地ビルで、主要テナントの入れ替えにあたり賃料が一時的に減少したことが売上高・利益を押し下げた。また、「TOHOシネマズ錦糸町」を自動券売機の導入やロビー改修などの改装工事のため一時休館したことなども響いた。

19年1月期の連結業績予想について、経常利益を4億円から9億円(前期比49.2%減)に上方修正した。昨年秋から実施しているリニューアル工事のうち、旧LIVIN錦糸町店部分の原状回復工事が3月に完了。従来は同工事にかかる撤去費用を営業外費用としていたが、臨時巨額な損失であることから特別損失として計上することにしたのが要因という。

なお、売上高95億円(前期比9.8%減)、営業利益7億5000万円(同53.6%減)、純利益2億8000万円(同78.2%減)は従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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