INSPECは大幅3日続落、18年4月期は営業赤字に転落
インスペック<6656>は大幅安で3日続落。8日の取引終了後に発表した18年4月期連結決算が、売上高19億2000万円(前の期比11.1%減)、営業損益2億5600万円の赤字(前の期1億3600万円の黒字)、最終損益4億6300万円の赤字(同1億600万円の黒字)と赤字に転落したことが嫌気されている。
戦略的に取り組んでいるロールtoロール型検査装置や次世代半導体向け超精密基板の引き合いは増加したものの、本社工場の改修や人員増強など事業拡大に備えた先行投資を行ったことなどが響いた。
なお、19年4月期の連結業績予想は、売上高27億円(前期比40.6%増)、営業利益2億3600万円、最終利益1億2000万円を見込むが、ここ数年、業績予想の下方修正が続いているだけに、好材料視する動きは限定的のようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)