日経平均は続伸、米朝会談などにサプライズあるかが焦点に/後場の投資戦略

市況
2018年6月12日 12時23分

日経平均 : 22867.41 (+63.37)

TOPIX  : 1790.79 (+3.95)

[後場の投資戦略]

前日のランチタイムから円売り・日経平均先物買いの動きが強まっていたため、日経平均の23000円台回復を受けて短期筋が目先の利益を確定する展開となっているもよう。一方で今回の米朝会談による緊張緩和や、堅調な米経済情勢を背景とした米連邦準備理事会(FRB)による利上げと円安進行で一段の株高に期待する向きも多く、下値の支えになっているとみられる。

しかし、こうした期待は前日からの株価上昇である程度織り込み済みと考えられる。北朝鮮の非核化に向けた具体的な行程が明らかになるなど、市場の期待以上の成果が示されるかに注目しておきたい。トランプ米大統領の記者会見は日本時間の本日17時から行われる。日経平均が23000円台を明確に上抜けるためには、更なる株価材料と取引ボリュームの増加が必要だろう。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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