アドクリ Research Memo(4):財務状況は健全な水準を維持で、収益性は底打ちの兆し

特集
2018年6月19日 15時04分

■業績動向

3. 財務状況と経営指標

アドバンスクリエイト<8798>の2018年9月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比99百万円増加の7,815百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では未収入金が327百万円減少した一方で、現預金が490百万円増加した。また、固定資産では減価償却の進展に伴い有形固定資産が55百万円、無形固定資産が87百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比118百万円増加の3,256百万円となった。有利子負債が85百万円減少した一方で、未払金が147百万円増加した。また、純資産は前期末比19百万円減少の4,558百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益411百万円を計上した一方で、配当金の支払いで274百万円、自己株式の取得で194百万円を支出したことによる。

経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は前期末の59.3%から58.3%と若干低下したものの、有利子負債比率も同12.1%から10.2%に低下しており、財務の健全性は十分保たれている水準にあると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《MH》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.