マザーズ先物概況:大幅続落、米中貿易リスクに一段の高まりを警戒し売り優勢に

市況
2018年6月25日 17時21分

25日のマザーズ先物は大幅に続落。前週末比28.0pt(-2.55%)安の1068.0ptで取引を終えた。高値は1105.0pt、安値は1063.0pt、売買高は1740枚。

本日のマザーズ先物は大幅に続落した。米国と中国の貿易摩擦が一層エスカレートするのではないかとの警戒感から、本日の東京市場はリスク回避の動きが広がり、マザーズ先物にも売りが波及した。また、円相場も1ドル=109円台とじりじりと円高傾向に振れていることも買い見送り要因につながったとようだ。現物のマザーズ市場では、メルカリ<4385>が上場後4営業日連続して下落していることやミクシィ<2121>やTKP<3479>、JIA<7172>など時価総額の大きい主力銘柄が続落していることも個人投資家の投資マインドを悪化させ、マザーズ先物安の一因になっているようだ。このため、最終的な米中間の通商問題がどのようなものになるのか全容がはっきりするまでは、金融市場の不透明感は払しょくされず、下値不安を抱えながらの動きが続きそうだ。

《FA》

提供:フィスコ

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