「コネクテッドカー」が12位にランクイン、トヨタの本格展開開始で人気高まる<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「コネクテッドカー」が突如として12位にランクインしてきた。
トヨタ自動車<7203>が26日、高級車「クラウン」のフルモデルチェンジと、新型車「カローラ スポーツ」を発表した。両車とも、車両の制御ネットワーク(CAN)に接続する車載通信機(DCM)を全グレードに標準搭載した、同社初の「コネクテッドカー」となり、トヨタが構築したコネクティッドカー向けの情報インフラである「モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)」から、さまざまなコネクティッドサービスが提供されることになる。なお同社では、両車を皮切りに今後国内で発売されるほぼ全ての乗用車にDCMを搭載し、MSPFに収集される車両データを活用した安心サービスの提供と、それに必要なメーカー、販売店の業務基盤構築に力を入れるとしている。
クラウンやカローラなどの伝統的なモデルからスタートすることや、両車の発表会に豊田章男社長が出席して説明を行ったことなどから、同社の力の入れ具合がうかがえたこともテーマとしての「コネクテッドカー」への注目度が高まった背景にあるといえる。日産自動車<7201>、ホンダ<7267>、マツダ<7261>、SUBARU<7270>など他の完成車メーカーの取り組みなども注目される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)