日経平均テクニカル:75日線が下降転換、ボリンジャーは底値模索を示唆

テク
2018年7月2日 18時15分

2日の日経平均は急反落。先週の下値支持線となった200日線を大幅に下回ったほか、5月28日を直近の底として上昇してきた75日線は下向きに転じた。ローソク足では先週末の「首つり線」の示唆通りに本日は売り優勢。「陰の丸坊主」に近い形状で引けており、翌日への売り残しが見込まれる。日経平均の終値は5月22日と6月12日で形成するダブルトップ間の底値(5月30日、21931.65円)を下回ったことで、下落基調が一段と鮮明になっている。一目均衡表では、転換線の下落角度がきつくなったほか、横ばいだった基準線が下向きになった。遅行線は株価との下方乖離幅を再び拡大させており、相場の形勢は一段と弱気に傾いた。ボリンジャーバンドでは、日々線が-2σをあっさり突破して-3σ手前まで下落。今後は新しいレンジの底値を探る展開が見込まれる。RSIは24.66%と、中立圏と売られ過ぎ圏の境界となる30%を下回ったが、6月1日の21.96%に到達していないため、下落余地はまだ残っていよう。

《FA》

提供:フィスコ

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