東京株式(前引け)=続落、アジア株安と円高を嫌気して売り優勢

市況
2018年7月4日 11時50分

4日前引けの日経平均株価は前営業日比161円60銭安の2万1623円94銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は6億5870万株、売買代金概算は1兆23億円。値上がり銘柄数は755、対して値下がり銘柄数は1261、変わらずは79銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、前日の米国株安を受け大きく売り先行で始まり、その後日経平均はいったん下げ渋る動きをみせたものの、後半に再び売り直され前場の安値圏で着地した。米中貿易摩擦問題に対する警戒感は根強く、中国・上海株や香港株などアジア市場の軟調な推移も手伝って、買いが入りにくい状況。外国為替市場で1ドル=110円台前半まで円高が進んだことも嫌気され、主力輸出株をはじめ広範囲に値を下げている。

個別では任天堂<7974>が大きく下げたほか、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が安い。SMC<6273>が大幅安、キーエンス<6861>、TDK<6762>などの下げも目立つ。アイドママーケティングコミュニケーション<9466>が急落、オハラ<5218>、THK<6481>も安い。半面、資生堂<4911>、花王<4452>が高く、三菱商事<8058>、NTT<9432>も堅調。ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>、TSIホールディングス<3608>が高く、日本M&Aセンター<2127>が物色人気となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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