日経平均は3日続落、米中対立への懸念で半導体株など安い/後場の投資戦略

市況
2018年7月4日 12時27分

日経平均 : 21623.94 (-161.60)

TOPIX  : 1686.20 (-6.60)

[後場の投資戦略]

日経平均は前日安値(21574.56円)が目先の下値メドとして意識され、上海総合指数が前日終値を挟んで比較的落ち着いた推移となっていることもあって、後場には下げ渋る場面も出てくるだろう。輸出関連株は手掛けづらいが、月次売上高推移などを手掛かりにABCマート<2670>や良品計画<7453>といった小売株の一角に買いが向かっている。なお、本日はこれら2社やイオン<8267>などの決算発表が予定されている。

とはいえ、米中貿易摩擦の影響が懸念される半導体株や設備投資関連株では東エレク、SMCなど年初来安値を更新する銘柄が相次いでおり、投資家心理や需給状況の悪化に拍車がかかる可能性もあるだろう。直近の22000円割れで下値不安が台頭していることもあり、日経平均は上値の重い展開が続きそうだ。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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