C&R---1Qはクリエイティブ分野(日本)が増収増益と好調に推移

材料
2018年7月6日 13時18分

クリーク・アンド・リバー社<4763>は5日、2019年2月期第1四半期(2018年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%減の73.66億円、営業利益が同1.7%増の7.73億円、経常利益が同0.6%増の7.70億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.1%減の4.54億円となった。なお、韓国事業を持分法適用関連会社にした影響を除くと、売上高は前年比10%増となっており、計画通りに進捗している。

クリエイティブ分野(日本)の売上高は前年同期比9.8%増の52.99億円、セグメント利益(営業利益)は同12.8%増の4.13億円となった。既存事業部門における需要増に伴う人員増強に加え、新規エージェンシー事業の立ち上げ及び、VRやAI等の新たな市場への取り組みを強化したことにより販売管理費が増加したが、制作スタジオにおける利益率の高い制作受託案件が増加したこと等により、前年同期を上回り過去最高の業績となった。

医療分野の売上高は前年同期比3.3%増の11.82億円、セグメント利益(営業利益)は同3.9%減の3.64億円となった。全国各地での慢性的な医師不足、地域的偏在を背景に、医師へのニーズは引き続き高く、医師の紹介事業をさらに強化するため人員増強を進めたこと等により、売上高及びセグメント利益は、計画通りに推移している。

会計・法曹分野の売上高は前年同期比10.9%増の4.91億円、セグメント利益(営業利益)は同17.7%増の0.39億円となった。会計・法曹分野における専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズは堅調で、売上高及びセグメント利益は前年同期を上回って推移した。

その他の事業の売上高は前年同期比37.0%増の3.93億円、セグメント損失(営業損失)は0.28億円(前年同期は0.25億円の損失)となった。売上高はIT分野におけるエージェンシー事業が伸長したこと等により、前年同期を大きく上回る一方で、利益面では、VRやAI等の新たな市場への取り組みを強化したことにより、販売管理費等が増加したため、前年同期を下回る結果となった。

2019年2月通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.5%増の295.00億円、営業利益が同8.0%増の19.50億円、経常利益が同6.9%増の19.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.2%増の11.50億円としている。

《MW》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.