明日注目すべき【好決算】銘柄和田興産、エムビーエス、Ｆブラザーズ (6日大引け後発表分)

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2018年7月8日 11時00分

6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

和田興産 <8931> [ＪＱ]　　★3-5月期(1Q)経常は93％増益・上期計画を超過

◆19年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比93.4％増の23億円に拡大して着地。住宅ローン金利の低水準が継続するなか、分譲マンションの引き渡し件数が増加し、54.4％の大幅増収を達成したことが寄与。

上期計画の18.5億円をすでに24.6％も上回っており、業績上振れが期待される。

◆18年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.1億円→3.8億円に21.4％上方修正。増益率が8.2％増→31.3％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。大型施工物件などの工事が順調に進み、売上高が計画を上回ったことが寄与。原価低減や経費削減に加え、採算性を重視した受注を徹底したことも上振れに貢献した。

Ｆブラザーズ <3454> 　　★上期経常が71％増益で着地

◆18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比71.0％増の28.5億円に拡大して着地。ポートフォリオの入れ替えに伴う賃貸不動産の売却で、不動産売却益が大きく膨らんだことが寄与。

通期計画の44.5億円に対する進捗率は64.0％に達しており、業績上振れが期待される。

株探ニュース