米国株見通し:雇用拡大好感した買い継続

市況
2018年7月9日 18時30分

S&P500先物  2770.75(+ 7.75) (17:55現在)

ナスダック100先物  7259.75(+26.25) (17:55現在)

17時55分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小幅高で推移。NYダウ先物は90ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は0.20ドルほど下落。こうした流れを受け、9日の米株式市場は買い優勢気味に始まろう。

前週末発表の米国の6月雇用統計は強弱まちまちの内容だったが、株式市場では非農業部門雇用者数の増加が好感されている。また、米中通商摩擦はついに貿易戦争へと発展したが、事態が深刻化するとは考えにくいとの見方もあり、悲観楽観ミックスのムードがみられる。NY原油先物については、ユーロ・ドルの反発で割安感が出ており、底堅い動きがイメージされる。

本日発表となる米経済指標は、5月消費者信用残高のみで前月から伸び拡大が予想されている。伸び率は前回まで4カ月連続で鈍化し、個人消費が次第に慎重になりつつある状況が指摘されている。今回はいったん鈍化に歯止めがかかり、株式市場などにはポジティブな材料になりそうだ。

《KK》

提供:フィスコ

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