ラクトジャパン大幅続落、為替差損などで第2四半期経常益予想を下方修正
ラクト・ジャパン<3139>が大幅続落となっている。同社は9日取引終了後に、18年11月期第2四半期累計(17年12月~18年5月)の連結業績予想を修正。経常利益見通しを従来の12億円から11億3000万円(前年同期比36.2%減)に下方修正したことが嫌気されているようだ。
売上高予想は従来の530億円から591億6000万円(同27.3%増)に引き上げた。輸入乳製品原料の堅調な需要や前年度に実施された政府入札で落札した商品の販売が進んでいることで売上高は伸びる見通しだが、一方で為替の円高進行に伴う為替差損の計上や旺盛なチーズ需要に対応するため原価の高い手持ち在庫から販売を行ったことなどが利益面に影響するとしている。なお、通期の業績予想は従来計画を据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)