オークマが戻り鮮明、生産性向上と製品値上げ効果で利益成長続く

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2018年7月10日 13時54分

オークマ<6103>が3日続伸と戻り鮮明、前週4日に5510円と年初来安値に売り込まれたが、米中貿易摩擦懸念を背景とした思惑先行の下げだったこともあり、目先ドル円相場の円安進行を味方につけ買い戻し急だ。工作機械大手メーカーで高技術力を武器にマシニングセンターで高水準の受注を確保している。国内では半導体製造装置や産業ロボット、減速機向けが好調、また海外では自動車や航空機向けで旺盛な需要をとらえている。部材調達が需給逼迫による影響で遅延するという逆風はあったが、台湾メーカーからの調達を開始したことや、国内メーカーの生産能力増強効果が反映されて足もとは解消に向かっている。19年3月期は最新鋭工場ドリームサイトでの生産性向上が寄与するほか、製品値上げ効果も見込まれ、営業利益段階で前期比18%増の265億円予想と好調が続く見通し。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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