日経平均は4日ぶり大幅反落、目先買い戻しでも先行きは慎重に見極め/後場の投資戦略

市況
2018年7月11日 12時27分

日経平均 : 21891.20 (-305.69)

TOPIX  : 1697.49 (-18.64)

[後場の投資戦略]

前引けにかけて日経平均は5日移動平均線レベルでの攻防となっている。朝方の中国株安を警戒した売りが一巡し、上海総合指数なども軟調ながら朝安後は下げ渋っていることから、後場は買い戻しの動きも出てくるだろう。しかし、米国の追加措置に対する中国政府の反応、それに今晩の米国市場の動向などを見極めたいとする思惑から、積極的な押し目買いは限定的となりそうだ。また、今週は12日に安川電<6506>やファーストリテ<9983>の決算発表が予定されており、今月下旬からは4-6月期決算発表が本格化するとあって、企業業績の動向や先行きについても見極めたいところだ。

目先の買い戻しの動きに乗ることも一案だが、あくまで短期の値動きと割り切って取り組みたい。また、出光興産<5019>や良品計画<7453>、竹内製作<6432>など、好決算やレーティング引き上げ観測を受けた物色は比較的活発だが、前日買われたヤフーが急反落しているところを見ると資金の逃げ足の速さには警戒する必要がある。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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